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アンデュラン氏の石油ヘッジファンド運用成績マイナス17%-1~11月

  • ファンドの年間リターンは13年の設立以来、プラスを維持してきた
  • 原油とガス価格の変動で11月のリターンはマイナス5.9%に

石油市場で数少なくなったヘッジファンド運用者の一人、ピエール・アンデュラン氏のファンドの損失が11月に膨らみ、5年前の設立以降、年間リターンが初のマイナスとなる瀬戸際に追い込まれている。

Bloomberg Markets Global Hedge Fund & Investor Summit

ピエール・アンデュラン氏

Daniel Acker/Bloomberg

  事情に詳しい関係者によると、アンデュラン・コモディティーズ・ファンドの11月の運用成績はマイナス5.9%で、年初来リターンはマイナス17%となった。アンデュラン氏の投資会社の広報担当者はコメントを控えた。

  ロンドンを拠点とするアンデュラン氏は最も強気な石油トレーダーの一人で、原油価格が大幅に下落した10月と11月に大きな犠牲を払っていた。10月のリターンは月間ベースで最低のマイナス20.9%だった。

  10月に原油価格が下落する前に約12億ドル(約1350億円)を運用していたアンデュラン氏は4月に、原油価格が数年以内に1バレル当たり300ドルに達する可能性があるとの見通しを示していた。指標となる北海ブレント原油価格は10月初めに1バレル当たり85ドルを上回った後、急落し、一時は60ドルを割り込んだ。

  11月にはブレント原油価格が別々の3営業日に1日当たり6%余り下げ、米国の天然ガス価格が一時約20%上昇する場面もあり、エネルギートレーダーらは大幅な価格変動に見舞われた。

原題:Andurand Oil Hedge Fund Is Said to Lose 17% in First 11 Months(抜粋)

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