仏ルノー、日産自に臨時株主総会の早期開催を要請

Photographer: Christophe Morin/Bloomberg
Photographer: Christophe Morin/Bloomberg

フランスの自動車メーカー、ルノー日産自動車に対し、できるだけ早期の株主総会実施を要請したと、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。日産自が法人として起訴されたことに加え、ガバナンスや、日産自にルノーが派遣している取締役について協議したいという。

  関係者らによれば、ルノーのティエリー・ボロレ副最高経営責任者(CEO)は日産自の西川広人CEOに宛てた14日付の書簡で、日産自が法人として先週、東京地検に起訴された事実について、最大株主であるルノーおよび両社アライアンスの安定に対し、「著しいリスク」をもたらすと指摘した。

  この書簡は日産自の取締役会、および日産自・ルノーと小規模な株式持ち合いの関係にある独ダイムラーのCEO、仏政府当局者にも宛てられているという。詳細が非公開であることを理由に、関係者らは匿名を条件に話した。ルノーの広報担当者はコメントを控えた。通常の営業時間外になる日産自は、コメントの要請に応じていない。

  日産自は17日に取締役会を開く。ルノーの書簡は日産自取締役会に対し、可及的速やかに臨時株主総会の開催を検討するよう要請。日産自の取締役会と経営幹部にルノーが任命した人事が、既存の両社合意に合致しているかという議論を強調している。

  ルノーは内部調査の結果、カルロス・ゴーンCEOの同社での報酬がフランスの法律に準拠しているとの判断を、13日に発表した

原題:Renault Is Said to Ask Nissan to Call for Shareholder Meeting(抜粋)

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