プラダ、550ドルの猿の人形を販売停止に-人種差別との批判受け

イタリアの高級ファッションブランド、プラダは550ドル(約6万2000円)の値段が付いた小さな人形を販売停止にする。猿を模したデザインが、従来黒人を非人間的に描写する場合に用いられてきた人種差別的なカリカチュアに極めて類似しているとして、米国でソーシャルメディアのユーザーから批判が上がっていた。

  このデザインは、プラダのギフトコレクション「プラダマリア」の一つとして、キーホルダーなどの小物に展開されている、黒と茶色のバージョンではひときわ大きな赤い唇を持ち、かつて黒人の戯画によく使われた描き方だ。

「プラダマリア」のコレクションが展示されたプラダ店舗

写真家:Chinyere Ezie

  プラダは「これらは想像上の生き物であり、現実世界の何かを指している意図はない。まして黒人を描写したものではない」との声明を発表。「プラダ・グループとして、誰かを侮辱する意図は決してない。当社はあらゆる形での人種差別、また人種差別的な表現やイメージを断固拒絶する。従って当社は問題となっている商品全ての展示・販売を取りやめる」と説明した。

原題:Prada Will Stop Selling $550 Monkey Figure Decried as Racist (1)(抜粋)

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