ソフトバンクと華為の関係、Tモバイル買収脅かす不安材料に浮上

  • ソフトバンクの通信インフラ、華為技術に依存
  • Tモバイルとスプリントの統合後、華為の影響を懸念する向きも

ソフトバンクグループと中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)は昨年、日本で第5世代(5G)移動通信を使った先端技術を披露する合同ブースを構え、緊密な関係を印象づけた。だが、TモバイルUSがソフトバンク傘下のスプリントを買収する計画が当局の証人を待っている現在、この関係が問題として浮上しつつある。

  ソフトバンクの通信インフラは華為に依存する。TモバイルUSとスプリントの合併に批判的な向きは、華為の孟晩舟最高財務責任者(CFO)逮捕は中国企業が信用できないことを示しており、2社の合併が安全保障に与えうる影響を厳格に調査するべきだと主張している。

ソフトバンクと華為の合同ブースで、ロボットとエアホッケーを対戦する来場者

写真家:Qilai Shen / Bloomberg

  TモバイルUSとスプリントが合併すれば、ソフトバンクが統合会社の株式の一部を握り、華為を含む取引先との関係を新会社に持ち込むことになる。

  米下院情報特別委員会の委員長を務めた経歴のあるマイク・ロジャース氏は、TモバイルUSとスプリントの統合後の新会社に「華為の影響が及ぶことに反対する」とインタビューで表明。「米国の通信事業者にそれほどに大きな影響が及ぶことに、極めて慎重でありたい」と続けた。

  ソフトバンクが「影響緩和策」を講じるのであれば、懸念を解消できるかもしれないと語った。詳細には踏み込まず、「これに対処しないのは誤りだ。これが問題だとわれわれは認識している」と述べた。

原題:Huawei’s Troubles Haunt T-Mobile’s $26.5 Billion Sprint Merger(抜粋)

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