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米利上げ、来年は3月と9月の2回だけに-最新エコノミスト調査

  • 3カ月前の前回調査では来年は3回の利上げが見込まれていた
  • 20年半ばにもう1回利上げ-FF金利は3-3.25%でピークに

米金融当局は18、19両日の連邦公開市場委員会(FOMC)で今年4回目となる利上げを決めた後、米経済へのリスクの高まりを背景に2019年には利上げのペースを落とすことになりそうだ。ブルームバーグが調査したエコノミストはこのような見通しを示した。

  エコノミストは最新の四半期調査(7-11日実施)で、金融当局が来週のFOMCで0.25ポイント利上げした後、19年の利上げは3月と9月の計2回にとどめると予想(中央値)。来年の利上げを3回としていた今年9月の前回調査から見通しを下方修正した。

  調査ではこのほか、20年半ばにもう1回の追加利上げが行われ、現行の金融引き締めサイクルの下で、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標レンジは3-3.25%でピークに達すると見込まれている。現在の目標レンジは2-2.25%。

  レイモンド・ジェームズのチーフエコノミスト、スコット・ブラウン氏は「多少の上振れの可能性はまだある」としつつも、経済成長を減速させるか減速につながりかねない「多岐にわたる要因がある」と述べ、米財政政策の景気刺激効果の減退や対中通商対立、混乱を伴う形での英国の欧州連合(EU)離脱、米金融引き締めの行き過ぎといった可能性を列挙した。

  経済成長とインフレを巡りリスクが現時点で下方に傾いていると回答したエコノミストの割合は50%余りと、16%にすぎなかった9月の前回調査から大幅に増えた。この四半期調査では17年12月以降、上振れリスクを指摘する回答の割合が下振れリスクの回答を毎回上回ってきたが、今回これが逆転した。

Risk Outlook Flips to Downside

Economists now see higher risk that U.S. growth and inflation will underperform

Bloomberg

原題:Fed to Slow 2019 Rate Hikes as Downside Risks Mount, Poll Shows(抜粋)

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