ソフトバンクIPO、機関投資家から強い需要ー海外は3倍

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  • 国内機関投資家からは割当数の2倍程度の需要、アクティブ運用も
  • 売り出し数の9割を占める個人投資家の需要は2倍弱
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

ソフトバンクの新規株式公開(IPO)で、海外機関投資家からの需要が売り出し割当数の3倍以上に達したこと分かった。情報が非公開のため、複数の関係者が匿名で明らかにした。

  国内では、組み入れ銘柄を個別に選定するアクティブ運用者を含む機関投資家から割当数の2倍程度の需要があった。ポートフォーリオに組み入れるための需要も生じる可能性があるという。主幹事証券各社は先週、購入希望の申し込みを受けるブックビルディングを実施していた。

  主幹事証券のうちの1社によると、売り出し数の9割を占める個人投資家の需要は2倍弱で、全体としては約2倍になった。

  ソフトバンクは19日、東京証券取引所1部に新規上場予定。携帯電話の通信障害と世界株急落の中、売り出し価格を仮条件と同じ1500円に決めた。

  ソフトバンクと主幹事証券の広報担当者らは、国内外の需要動向についてコメントを控えるとしている。

  同社の携帯電話サービスでは6日、全国的に通信障害が発生し、およそ4時間半にわたって続いた。同社と引き受け主幹事は翌日、海外機関投資家向けに電話会議を開催。投資家が需要を申告するブックビルディング期間を6時間延長した。

  ブルームバーグの試算によれば、引き受け主幹事には合計で600億円超の手数料が支払われる。野村ホールディングス、ドイツ銀行、JPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックス、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループが取りまとめ役のジョイント・グローバル・コーディネーターを務めた。

(第3段落で個人投資家の需要についての記載を更新しました.)
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