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米上院、サウジ非難を決議-記者殺害の制裁として軍事支援中止求める

  • サウジとの関係重視するトランプ大統領をけん制
  • ムハンマド皇太子に殺害事件の責任-コーカー委員長提出の決議案
Yemen war GETTY Sub
Photographer: Mohammed Huwais/AFP
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Photographer: Mohammed Huwais/AFP

米上院は13日、サウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏殺害事件を巡る制裁として、イエメン内戦での米軍によるサウジ支援を中止する決議案を採択した。この事件でサウジのムハンマド皇太子を非難するとともに、同皇太子の責任を最小限に抑えようとするトランプ米大統領の動きをけん制した。

  決議案は賛成56、反対41で可決。下院は年内に同案を審議しない予定で、上院での可決は象徴的な意味しかもたないが、上院の超党派グループは2019年に再び、サウジへの武器売却打ち切りとカショギ氏殺害事件関与者への制裁を盛り込んだより強力な法案の可決を目指すと表明している。

Senators Review FBI Report On Supreme Court Nominee Brett Kavanaugh

ボブ・コーカー上院議員

写真家:Aaron P. Bernstein / Bloomberg

  上院はまた、カショギ氏殺害事件の責任はムハンマド皇太子にあるとの上院の見解を宣言するコーカー外交委員会委員長が提出した拘束力のない別の決議案も発声投票で採択した。

  トランプ大統領は米国とサウジとの同盟関係の重要性を強調し、ムハンマド皇太子がカショギ氏殺害を命じたかどうかは不明と主張している。ただ中央情報局(CIA)のハスペル長官から機密情報の説明を受けた有力上院議員らはその後、カショギ氏殺害と遺体切断を皇太子が指示したと確信したと話していた。

原題:Senate Rebukes Saudis, Defies Trump With Call to Exit Yemen War(抜粋)

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