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ドル・円は小幅下落、米金利低下し国内実需筋の売りー円全面高

更新日時
  • 朝方の113円66銭から一時113円43銭まで下落、午後は下げ渋る展開
  • 市場の目線は来週のFOMCに向かっている-ドイツ証

東京外国為替市場でドル・円相場は小幅下落。来週18、19日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控える中、米長期金利の低下を受けて国内実需筋によるドル売り・円買いがやや優勢となった。

  • 14日午後3時15分現在のドル・円は前日比0.1%安の1ドル=113円49銭
  • 円は主要通貨に対して全面高
  • ユーロ・ドル相場はほぼ横ばいの1ユーロ=1.1356ドル。ユーロ・円相場は0.1%安の1ユーロ=128円89銭

市場関係者の見方

外為オンライン情報サービス室の佐藤正和顧問

  • 米中通商問題は不透明で、米長期金利は10月9日の3.26%で天井を付けた可能性ある。米中通商問題は解決せず、米景気鈍化観測あり、国内実需筋は来週のFOMC前にドルを売っておきたいのだろう。114円に近づくと上値が重くなる
  • ユーロ・ドル、1.1300ドルが再び下値支持線になっている。ドラギECB総裁発言を踏まえても利上げへの道筋は遠い

ドイツ証券外国為替営業部の小川和宏ディレクター

  • 来週のFOMCでは利上げをしつつ、来年の利上げはデータ次第となりそうだが、利上げのペースを変えるような話が出るとドル売りになることが予想される
  • ドル・円は、米景況感の鈍化への警戒や利上げペースが緩やかになることによるドル売りが上値を抑える
  • 結局、FOMCも年内112円50銭から114円50銭のレンジを破るようなイベントにはならないだろう

背景

  • 米長期金利はこの日の時間外取引で一時2ベーシスポイント(bp)低下の2.9%程度
  • 中国のこれまでの意思表示だけでは貿易戦争解決せず-ロス米商務長官
  • ドラギECB総裁:景気へのリスク強まる、下方向へ向かいつつある
    ドル・円相場の推移
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