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モルガン・スタンレー、モスクワの株式・為替デスク閉鎖-関係者

  • 約40人に影響、一部はロンドンに異動させる見通し
  • ドイツ銀行、クレディ・スイスもロシア事業縮小

モルガン・スタンレーはモスクワの株式・為替セールスとトレーディングデスクを閉鎖する。事情に詳しい関係者が明らかにした。ロシア事業を縮小する外国銀行がまた増えた。

  非公表の計画のため匿名を条件に語った関係者によると、モルガン・スタンレーは一部の従業員をロンドンに異動させるが、残りは削減対象になる。モスクワのセールス、トレーディングデスク、サポート担当従業員は40人前後。閉鎖後のロシア事業は法人金融、資本市場、合併・買収(M&A)に注力すると、関係者は述べた。

  同行の広報は「モルガン・スタンレーはロシアへの関与を続け、長年にわたり構えているモスクワの拠点を維持する。投資銀行やグローバル資本市場に関連した業務をはじめ、ロシア顧客が弊社のサービスを確実に利用し続けられるようにする」と発表文で回答したが、閉鎖について具体的な言及はなかった。

  ロシアは2014年にウクライナのクリミアを併合。それに伴う米国と欧州連合(EU)の制裁で、ロシア市場は打撃を受けている。かつてはロシアでのプレゼンスが強かったドイツ銀行やクレディ・スイス・グループもすでに、想定し得る利益に対して事業コストが高くなりすぎたとして、モスクワ事業を縮小している。

原題:Morgan Stanley Said to Shut Moscow Equities, Currency Desks (1)(抜粋)

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