Photographer: Drew Angerer/Getty Images North America

米経済、リセッションの警告灯は「オレンジ色」-PIMCO

  • 12カ月以内のリセッション確率は30%、9年ぶりの高さと指摘
  • 低リスクの流動資産の買い置き、現金の蓄えを推奨
Photographer: Drew Angerer/Getty Images North America

米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は、10年近く続いた景気サイクルが終盤に入り、2019年には米経済の成長が減速してリセッション(景気後退)リスクが増大するとの見通しを示した。

  「今後12カ月以内に米国がリセッション入りする確率は最近、約30%に上昇した。すなわち、ここ9年の拡大期のどの時点においてよりも高くなっている」と、PIMCOのエコノミスト、ヨアヒム・ フェルズ氏と世界債券担当最高投資責任者 (CIO)のアンドルー・ボールズ氏は13日付の見通しで指摘。「それでも予測モデルの警告灯は赤ではなく、オレンジ色だ」と述べた。

  PIMCOの最高投資責任者(CIO)、ダン・アイバシン氏は13日、ブルーム-バーグラジオとのインタビューで、来年は今年と同じくらい波乱に満ちた1年になりそうだと警告した。

見通しのポイント:

  • 米成長率は19年後半には2%未満に低下し、他の先進国経済の成長率と収れん
  • 米利上げは19年前半に休止する可能性が高いが、当局がバランスシート縮小を続け、引き締めは継続
  • ボラティリティーの上昇と信用スプレッドの拡大から身を守るため、リスクが低い流動資産を買い置きし、将来の機会に備えて現金を蓄えておくことを推奨
  • 英国の金融資産への投資に妙味あり。無秩序な合意なきEU離脱が懸念される中、価格が下がっている。ただ合意なき離脱の確率は非常に低い
  • 米民間機関の住宅ローン担保証券は、投資適格社債に代わるディフェンシブな投資先。エージェンシーMBSも収入に妙味がある

原題:Pimco Sees ‘Flashing Orange’ Recession Signal as Cycle Ages (1)(抜粋)

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