GE株急伸、弱気派筆頭がついに判断上げ-歴史的低迷も底入れか

更新日時
  • JPモルガンのトゥサ氏が投資判断を「中立」に引き上げた
  • GEはソフトウエア事業について独立した企業を設立すると発表

13日の米株式市場でゼネラル・エレクトリック(GE)の株価が急伸。危機的状況に陥っていた同社に対し、これまで弱気な見通しを続けてきたJPモルガン・チェースがついに前向きな言葉を発したことがきっかけとなった。

  2年以上も前からGEの投資判断を「売り」にしてきたJPモルガンのアナリスト、スティーブン・トゥサ氏は、バランスシートを圧迫している「周知の未知」について理解が深まったとして、13日に投資判断を「中立」に引き上げた。GEが再び大きくつまずくことなく、回復を成功させることはあり得ると、リポートで指摘した。

  予想外に明るいトーンを受けて、GEの株価は一時12%近く上昇した。これとは別にGEが発表したデジタル事業再編に関する計画も、株価を押し上げた。

トゥサ氏「売り」指定以降のGE株価

出所:ブルームバーグ

  GEは13日、ソフトウエア事業について独立した企業を設立すると発表した。これにより同社はジェットエンジンやガスタービンといった中核製品に引き続き注力できる。

  発表資料によると、新会社はGEの完全子会社となるが、自社の取締役会を持ち新ブランドを展開する。既存のソフトウエア売上高は約12億ドル(約1360億円)。今回の事業再編に伴い、GEデジタルの責任者ビル・ルー氏は「他の機会を追求するため」退任する。

  GEはソフトウエア事業のサービスマックスの過半数株式を投資会社シルバー・レイクに売却することでも合意した。GEは2年前にサービスマックスを9億1500万ドルで買収した。売却額などは明らかにされていない。

原題:GE Surges as Biggest Bear Finally Spots Bottom to Epic Slump (2) (抜粋)

(4段落目以降にソフトウエア事業を追加して更新します.)
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