ECB、債券購入終了を確認-償還金再投資は利上げ開始後も長期継続

  • 金利は「少なくとも2019年夏の終わりまで」据え置く
  • 最新経済予測ではインフレと成長見通しが下方修正と関係者

欧州中央銀行(ECB)の金融政策は、債券購入プログラム終了という転換期を迎える。ユーロ圏経済には再び脆弱(ぜいじゃく)性が見られるが、ECBは景気下支えの大きな柱の解除に踏み切った。

  政策委員会は今月で債券購入を打ち切ることを確認した。4年近くに及んだ量的緩和(QE)を終了させる。保有債券の満期償還金の再投資についてのガイダンスは変更し、「政策金利引き上げの開始後も長期にわたり続ける」とした。金利は「少なくとも2019年夏の終わりまで」据え置くと繰り返した。

  ドイツなど超緩和的な政策に異を唱えてきた国はこの日の決定を歓迎するだろうが、世界の市場不安定や米国の保護主義、英国の欧州連合(EU)離脱、イタリアの予算問題とリスクは山積している。ECBがこの日公表する最新の経済予測ではインフレと成長の見通しが下方修正されたと、事情に詳しい関係者が述べていた。

ECB金利
中銀預金金利マイナス0.4%
リファイナンスオペの最低応札金利ゼロ
限界貸出金利0.25%

原題:ECB Ends Historic Stimulus Push in Bet Economic Growth to Endure(抜粋)

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