ポンド相場は上値重い展開か、メイ首相信任でも不透明感晴れず

英国のメイ首相は与党保守党党首としての信任投票を乗り切ったが、ポンド相場の荒い動きは続くと為替ストラテジストはみている。

  ポンドは12日、信任投票の実施にかけてほぼ1カ月ぶりの上げ幅を一時記録。だが、信任投票の結果が200対117だったことが伝わった後は伸び悩んだ。

メイ首相

写真家:Chris J. Ratcliffe / Bloomberg

  コロンビア・スレッドニードル・インベストメンツは、メイ首相の信任に反対した票数と先行きの不透明感を考えれば、離脱合意に議会の承認を取り付けるという極めて困難な課題は変わっていないと指摘。このためポンドは下げに向かう公算が大きいとの見方を示した。

  同社のシニア金利・通貨アナリスト、エドワード・アルハッサイーニー氏は「信任投票の結果でポンドは上がらなかった」とし、「このような動きを見せるとは、つまり好材料は織り込まれているということだ。好材料が続くことはなさそうで、利益確定売りに押される展開になると思う」と述べた。

原題:Pound Faces Rocky Road as May’s Brexit Tussles Far From Over (1)(抜粋)

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