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逆イールド発生、米国債2年と10年は年内か1月の公算-ラボーナ氏

  • 「数カ月でなく今後数週間という時間軸について話している」と同氏
  • 19年の利上げ回数の想定が1回減っても十分でないだろうと指摘

米国債の利回り曲線で逆イールド(長短金利差逆転)の発生が近いうちにさらに広がるとナティクシス・ノース・アメリカのチーフエコノミスト、ジョゼフ・ラボーナ氏が予想した。

  ラボーナ氏はインタビューで、米連邦公開市場委員会(FOMC)は18、19日に開く次回会合で、0.25ポイントの追加利上げを決定する公算が大きく、2019年の利上げ回数の想定は現在の3回から2回に減るが、20年にさらに1回利上げするという見通しは堅持されそうだと語った。

  リセッション(景気後退)の前兆と捉えられる2年国債と10年国債の逆イールドが発生するには、インフレが鈍化する中で、連邦準備制度が「さらに利上げを行う」と言いさえすればよく、その意味で今月中か来年1月初めに起きる可能性が最も高いとラボーナ氏は指摘した。2年国債と10年国債利回りのスプレッドは年初の段階では50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)前後だったが、今年3回の米利上げを経て、12日の取引時間中の水準は13bp前後となった。

  ニューヨークに拠点を置くラボーナ氏は「連邦準備制度が現在の想定に近い予測を維持すれば、2年国債と10年国債の利回りはすぐに逆転するだろう。われわれは数カ月ではなく、今後数週間という時間軸の範囲について話しており、19年の利上げ回数の想定が1回減っても十分ではなかろう」と述べた。

  米国債の利回り曲線では3年国債と5年国債、2年国債と5年国債のスプレッドが既に先週マイナスとなった。

Gap between 2- and 10-year yields heads toward zero

原題:Fed to Trigger Wider Curve Inversion Within Weeks, LaVorgna Says(抜粋)

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