ヘッジファンドのジャブレ・キャピタル、投資家に資金返還へ

  • 相場そのものの予測が一段と困難になっていると創業者
  • 2月までにポジション整理で調達した資金の大部分を返還する

ジュネーブに拠点を置くヘッジファンド運営会社ジャブレ・キャピタル・パートナーズは、今年が「特に厳しい」年となったことを理由に投資家に資金を返還する。ブルームバーグ・ニュースが入手した投資家宛ての書簡で明らかになった。

  同社は「規律ある手法」でポジション整理を進めており、来年2月までに調達した資金の大部分を返還する方針だと創業者で最高投資責任者(CIO)のフィリップ・ジャブレ氏が説明した。

  ジャブレは「以前は弱さがチャンスを生んだが、2019年の見通しを概観する過程で、そのようなチャンスが見込めないと懸念している。政治・経済見通しが引き続き混乱し、明確な方向性が見いだせない」と指摘した。

  ジャブレ氏に欧州の通常業務時間外に電子メールでコメントを求めたが、これまでのところ返答はない。

November Returns

Source: Bloomberg Hedge Fund Database

Note: Preliminary figures

  ジャブレ氏は投資家宛の書簡で、「金融市場は過去10年で新たな技術によって著しく進歩し、コンピューターモデルが気付かないうちに伝統的な市場参加者に取って代わり、相場そのものの予測が一段と難しくなっている」と主張した。

原題:Hedge Fund Jabre Capital to Return Money to Investors (1)(抜粋)

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