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米ネットフリックスに新たな弱気派-ディズニーやAT&Tが脅威

  • ドイツのDZ銀行がカバレッジ開始-投資判断は「売り」
  • 多額の債務やマイナスのキャッシュフローを考えればなお不利な状況

ネットフリックス株の弱気派が増えた。ストリーミング業界の勢力図がますます複雑化するとの見方があらためて示された。

  業界内の競争は既に激しい状態だが、米ウォルト・ディズニーAT&Tが来年、新しいストリーミングサービスを開始することで競争はさらに激化するもようだと、 ドイツのDZ銀行がリポートで指摘した。

  ウォール街では3社がネットフリックスに弱気で、DZ銀行はそれに加わった形。同行は投資判断を「売り」、目標株価は190ドルでネットフリックスのカバレッジを開始した。

Netflix reversed earlier gains as new bear introduced its sell rating

  ネットフリックスにとってストリーミングサービス事業者が増えることは、大手メディアが視聴者確保のため魅力的なコンテンツを提供しなくなるリスクを高めるものとなる。同社の経営陣は最近、ドラマ「フレンズ」を加入者が引き続き視聴できるようAT&Tと合意を結んだが、この放送権取得額は1億ドル(約110億円)近かった可能性があると報じられた。

  ネットフリックスのテッド・サランドス最高コンテンツ責任者は番組調達を見直し社内制作重視に方針を転換している。しかし、既に多額の債務を抱えフリーキャッシュフローがマイナスであることを考えれば同社はなお不利な状況にあるとDZ銀行は分析。「財務基盤がしっかりしたハイテク企業に対する場合ではなおさらだ」としている。

  ネットフリックスの株価は11日、一時は1.8%高となったが、結局1.6%安で終了。年初来では38%上昇している。

原題:Netflix Awakens New Bear as Disney, AT&T Imperil Dominance (1)(抜粋)

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