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【社債取引】トヨタF10年が約定、スプレッド拡大-10月に起債

  • スプレッドは起債時から9bp拡大して26bp程度
  • 国債金利低下で流通市場でのスプレッド拡大が相次ぐ

トヨタファイナンス10年債が初めて流通市場で取引された。国債カーブ上乗せ金利(スプレッド)は拡大している。

  日本証券業協会によるとトヨタF86回債(2028年10月23日償還)は11日、100.133円で取引された。10月12日の起債以降、これまで取引はなかった。取引価格を基にブルームバーグが算出したスプレッドは26bp程度。起債時から9bp程度上昇している。国債金利が急低下するなかで、10日に約定した日立キャピタル10年債を含めて流通市場でのスプレッド拡大が相次いでいる。

  ある投資家は既発債のスプレッド拡大について、下半期の供給増で新発債入れ替えが盛んになる中、売れ残りの在庫処理や金利低下による利ざや目的の売却が影響していると指摘した。投資家の目線は引き上がっており、世界的にクレジット市場はリスクオフモードに入ったと話した。

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