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10月機械受注は7.6%増、市場予想下回る-基調判断を下方修正

  • 製造業は12.3%増、非製造業は4.5%増。外需は15.5%増
  • 判断「持ち直しの動きに足踏みがみられる」に下方修正-内閣府

10月の機械受注は、民間設備投資の先行指標となる船舶・電力を除く民需の受注額が前月比7.6%増と、2カ月ぶりに増加した。ただ、市場予想を下回り、基調判断は「持ち直しの動きに足踏みがみられる」に下方修正された。内閣府が12日発表した。

キーポイント 
  • 民需(船舶・電力除く)の受注額は前月比7.6%増の8632億円(市場予想9.7%増)-前月18.3%減
  • 製造業は12.3%増の4226億円、非製造業は4.5%増の4537億円
  • 民需(船舶・電力除く)の受注額は前年同月比4.5%増(市場予想5.0%増)-前月7.0%減
  • 外需の受注額は前月比15.5%増の1兆675億円
変動大きい機械受注


詳細

  • 基調判断は9月の「持ち直しの動きがみられるものの、9月の実績は大きく減少した」から「持ち直しの動きに足踏みがみられる」に下方修正-内閣府担当者
    • 船舶・電力を除く民需は前月比7.6%増加したが、3カ月移動平均でみると2カ月連続で下がっているので下方修正した。原因の分析は行っていない。マニュアル化はしていないがそういう判断をした-内閣府
  • 10月に持ち直したものの、7月や8月の水準にはまだ達していない。回復が持続するか11月分を要確認-内閣府
  • 製造業のうち前月比で増加したのは17業種中12業種、非製造業は12業種中6業種
    • プラスが大きい主な業種は、製造業で石油製品・石炭製品、非鉄金属、食品製造業、非製造業で電力業、卸売業・小売業、情報サービス業

エコノミストの見方

みずほ総合研究所の矢澤広崇エコノミスト:

  • 7.6%増はそれほど悪い結果ではない。市場予想を下回ったのは、機械受注は振れが大きいので、ちょっと弱かったという印象
  • 非製造業が思いのほか強くなかった。リースや不動産など一部業種が押し下げ、9月がかなり伸びていたところの反動が出た
  • 設備投資の需要は弱まっていない。ただ、米中貿易摩擦など不確実性が増大すると、企業マインドに与える影響はあり、注視しなければならない
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