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中国、米国製自動車の関税引き下げへ動きー40%から15%に

更新日時
  • 米自動車の税率を15%に引き下げる案、国務院が検討へ-関係者
  • ダイムラーやGM、テスラなど自動車株が買われる
Inside the Guangzhou Auto Show
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg
Inside the Guangzhou Auto Show
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

中国が米国からの輸入自動車に課している高率関税の引き下げに動くと伝えられたことを受け、世界の株式市場で自動車株が軒並み上昇した。世界最大である中国の自動車市場に悪影響を及ぼしている緊張の緩和につながるとの期待が高まった。

  中国は今年、米国製自動車に対する税率を25%の報復関税を上乗せして40%としたが、ブルームバーグ・ニュースは事情に詳しい複数の関係者からの情報を引用し、この報復分を撤廃する案が国務院に提出されたと伝えた。同提案は数日以内に検討されるという。これを受け、11日の株式市場ではダイムラーやゼネラル・モーターズ(GM)、テスラなどの自動車メーカー株が値上がりした。

  同関係者によれば、中国が米国製自動車への報復関税を撤廃すれば、税率は40%から15%に低下し、他国の輸入自動車と同率となる。最終決定には至っておらず、変更される可能性もある。

  中国側にとって報復関税の撤廃は大きな譲歩となるが、今月初めの米中首脳会談で合意した貿易戦争「休戦」の実施に両国が照準を定めることにつながるかもしれない。

  米中は北京時間11日午前、通商問題を巡りトップレベルの電話協議を行った。中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の孟晩舟最高財務責任者(CFO)逮捕に伴う外交上の対立にもかかわらず、貿易についての両国間の対話が続いていることを示唆した。

  中国財政省に業務時間外にファクスでコメントを要請したが、現時点で返答はない。

Reversing Fortunes

Car sales in China are falling on economic slowdown, trade tensions

Source: China Passenger Car Association

原題:China Move Toward Lower Duties on U.S. Imports Lifts Auto Stocks(抜粋)

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