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Photographer: Andrew Harrer

ドルは「厄介な高値」、FOMC後に圧迫される公算-ゴールドマン

  • グローバル通貨・新興国市場戦略共同責任者パンドルが指摘
  • 米金融当局者発言や米中貿易問題、ユーロ圏見通しを注視している
A 50 subject one dollar note sheet is inspected after receiving a serial number and the U.S. Treasury and U.S. Federal Reserve seals at the U.S. Bureau of Engraving and Printing in Washington, D.C., U.S., on Tuesday, April 14, 2015. Republican efforts to pass a fiscal year 2016 budget cleared another hurdle as the House named its members to a conference committee and Senate Majority Leader Mitch McConnell pledged to do the same by the end of the week.
Photographer: Andrew Harrer

米連邦公開市場委員会(FOMC)が利上げをいったん休止するとの見方が市場で強まる中で、米銀ゴールドマン・サックス・グループは同行が予想しているドル安が早まり得るとみている。

  11月の雇用統計などここ1週間に発表された米経済指標の悪化を受け、2019年に米利上げが一時的に停止される可能性を考慮する市場参加者が増え、ゴールドマンも来年3月のFOMCで追加利上げがある確率は今や50%を下回ったと9日に指摘した。こうした見方はつまり、近くドルが値下がりする可能性を意味する。

  ゴールドマンのグローバル通貨・新興国市場戦略共同責任者ザック・パンドル氏は電話インタビューで、「連邦準備制度からの直近のニュースはわれわれの見通しの確信を強めるとともに、ドル安が以前われわれが想定していたよりも早まる可能性を示唆している」と述べた。

  パンドル氏によれば、ドルが今、「厄介な高値」にある可能性があり、ドル相場動向のシグナルとして連邦準備制度当局者の発言や米中の貿易を巡る話し合い、ユーロ圏の見通しを注視している。同氏があり得るとしているシナリオの1つが来週のFOMC後にドルが圧迫されるというもので、19年の利上げ回数見通しが3回から2回に減らされる可能性を踏まえているという。

原題:Goldman Sachs Sees Risk of Greenback Nearing a ‘Messy Top’(抜粋)

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