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【注目起債】露から国際協力銀保証、ガスプロム円債650億円に増額

  • 利率1.01%と高水準、元利金の95%が保証対象-当初想定500億円
  • JBIC保証があれば一定のリスクも許容できる-投資家

ガスプロムのサムライ債は発行額が650億円に増額された。利率水準が高い上に国際協力銀行(JBIC)保証が付いて投資需要を集めた。

  ガスプロム10年債は7日、利率が1.01%に決まった。今年度の国内社債の年限10年以下で利率1%超はソフトバンクグループやアイフルに限られる。アレンジャーのJPモルガン・チェースのキリル・コンドラシン氏によると、JBICは元利金の95%を保証する。高い利率とこの保証を受けて都銀、生命保険や投信投資顧問などから資金が集まり、発行額は当初想定の500億円から上限の650億円に引き上げられた。

  ある投資家はガスプロム債について、ロシアという不安感はあると前置きした上でJBIC保証があれば一定のリスクも許容できると語った。海外投資環境の悪化を受けてサムライ既発債で損失が出る中、INGグループと同様に大きな需要が集まったのは驚きだったとも話した。ブルームバーグのデータによると、ロシア発行体の円債は2007年以来で11年ぶり。

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