きょうの国内市況(12月10日):株式、債券、為替市場

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●日本株は大幅反落、米中通商問題の深刻化や米雇用軟調-景気敏感安い

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  東京株式相場は大幅反落。米国と中国との通商問題の深刻化や市場予想を下回った米国の雇用統計から景気の先行き懸念が強まり、電機や機械など輸出関連、化学など景気敏感株が下落。

  • TOPIXの終値は前週末比30.64ポイント(1.9%)安の1589.81
  • 日経平均株価は同459円18銭(2.1%)安の2万1219円50銭

  ニッセイアセットマネジメントの久保功株式ストラテジストは「中国はファーウェイCFO逮捕を個別企業の問題とはみておらず、通商問題解決に向けて米製品輸入や市場開放などを打ち出しにくい」と述べた。米雇用統計は「極端に悪くなかったものの、米中通商問題が悪化・長引きそうな中で景気減速への警戒感がある」と指摘する。
 
●債券上昇、リスク回避で幅広い年限に買い-長期金利0.035%に低下

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  債券相場は上昇。長期金利は0.035%と4カ月半ぶりの低水準を付けた。世界的なリスク回避を背景とする日本株式相場の急落や円高進行に加えて、日本銀行による国債買い入れオペの結果を受けて幅広いゾーンの金利に低下圧力が掛かった。

  • 長期国債先物12月物は前週末比19銭高の151円80銭で終了
  • 10年物352回債利回りは、日本相互証券の前週末午後3時の参照値より2ベーシスポイント(bp)低い0.035%と、新発債としては7月20日以来の低水準
  • 新発20年債利回りは0.56%と2bp低下

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジスト

  • 米利上げの早期休止観測や米中通商交渉の先行き不透明感、英議会による欧州連合(EU)離脱合意案の否決の可能性など債券買い材料は依然多い

●ドル下落、米中関係悪化懸念や米利上げ鈍化観測で一時112円前半

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  東京外国為替市場ではドルが下落。米中関係悪化懸念や米利上げペース鈍化観測を背景に全般的なドル売り優勢の展開となり、ドル・円相場は一時1ドル=112円前半へ下落した。ユーロ・ドル相場は約3週間ぶりの水準までドル安が進んだ。

  • ドル・円は午後3時22分現在、前週末比0.2%安の112円42銭。早朝に付けた112円71銭から下落し、一時は112円24銭と6日の安値に並んだ
    • 米株先物の下落を受けて朝方からドル売りが先行。112円20銭台の100日移動平均線を抜けきれず、午後にかけて下げ渋る
  • ユーロ・ドルは0.5%高の1.1437ドル。一時1.1443ドルと11月20日以来のユーロ高・ドル安水準

ソニーフィナンシャルホールディングスの石川久美子為替アナリスト

  • 米中関係であったり、欧州連合(EU)離脱案の英下院採決など、あまりにも不透明でネガティブな要素がありすぎる
  • 先週末の米雇用統計もそこまで悲観する必要はないが、弱めだったので、12月の米利上げの織り込みも6割程度に後退してしまっており、その分ドルには下押し圧力
  • 悪い材料が重なれば112円割れはありそう、今週は10月安値111円38銭ぐらいまで下を見ておいてもいい
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