コンテンツにスキップする

FOMC、3月の追加利上げの確率は50%未満-ゴールドマン

  • 貿易戦争休戦が3月初めに期限切れーボラティリティー高い時期に
  • 3月据え置き予想はFOMCの19年利上げ見通し下方修正が前提
The Marriner S. Eccles Federal Reserve building stands in Washington, D.C., U.S.
The Marriner S. Eccles Federal Reserve building stands in Washington, D.C., U.S. Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
The Marriner S. Eccles Federal Reserve building stands in Washington, D.C., U.S.
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

米ゴールドマン・サックス・グループは、連邦公開市場委員会(FOMC)が今月利上げをするものの、来年3月の追加利上げの確率が50%を若干下回る水準に低下したとの見方を示した。

  チーフエコノミストのジャン・ハッチウス氏は9日のリポートで、米中の貿易戦争休戦が3月初めに期限切れとなるため、3月のFOMCは市場のボラティリティーが高まる時期に重なるだろうと分析した。

  一方、財政政策のプラス効果とフェデラルファンド(FF)金利が中立の領域内にあることを理由に、3月利上げの可能性も十分にあるとみている。

  ハッチウス氏は据え置きと利上げの「確率が拮抗(きっこう)していることを強調したい。また、3月に利上げがないという予想はFOMCメンバーの2019年利上げ見通しが12月に3回から2回に下方修正されることを前提としており、3回にとどまれば3月利上げ確率は再び上昇する」と説明した。

  ゴールドマンは全体として、米経済が19年の大半を通じてトレンドを上回る成長率となるとともに失業率はさらに下がり、賃金と物価が緩やかに上昇すると見込んでいる。これは当局が利上げを続けられることを意味する。

  「従って、嵐は一過性で当局が正常化の道を歩み続けられるだろう。ただ、これまでより複雑な経路になるだろう」とハッチウス氏は指摘した。

原題:Goldman Says Chance of Fed Rate-Hike in March Is Now Below 50%(抜粋)
  

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE