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マクロン仏大統領、起死回生なるか-10日の国民向け演説が正念場に

  • マクロン氏は日本時間11日午前4時から演説を開始
  • 大掛かりな意思表示をフランス国民は待っていると識者

マクロン仏大統領はエリゼ宮(大統領府)にこもり、政権への抗議デモを収束する起死回生の策を模索している。同大統領はパリ時間10日午後8時(日本時間11日午前4時)から国民向けに演説を行う。

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マクロン仏大統領

フォトグラファー:Erica Canepa / Bloomberg

  「黄色いベスト運動」と呼ばれるデモの参加者からマクロン大統領の信奉者に至るまで、フランス経済の下方スパイラルに歯止めをかける何らかの解決策を誰もが期待している。その元凶となっているデモは、燃料税引き上げ方針に反対する草の根運動をきっかけに先月始まった。

  バンジャマン・グリボー政府報道官は9日、マクロン大統領は「フランス国民の支持を取り戻す道を見いだせる」ような「きっちり要求を満たす解決策」を示すと説明した。

  ハーバード大学欧州研究所の研究員、アーサー・ゴールドハマー氏は「マクロン大統領は事態をあまりに長く放置してきたため、大掛かりな意思表示を国民は待ち受けている。大統領は自分の過ちを認める必要があり、その一方でマンデートの中身は変えず、新たな一連の優先課題を提案しなければならないという極めて難しい状況に置かれている」と述べ、今回の演説が「大統領として正念場」になるとの認識を示した。

原題:Macron Pressed on All Sides to End Crisis With a Grand Gesture(抜粋)

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