EU、伊制裁手続き適用前に6カ月の猶予認める可能性-コリエレ紙

  • 欧州委は伊が勧告受け入れられるよう調査官派遣を遅らせる可能性
  • EUとイタリアは2019年度予算を巡り対立

欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会は、財政規律ルール違反国への制裁手続きをイタリアに適用する前に、予算に関する要求に従えるよう6カ月のさらなる猶予を認める可能性がある。イタリア紙コリエレ・デラ・セラが情報源を明示せずに8日報じた。

  それによると、欧州委はイタリアに調査官を派遣するのを来年1月ないし2月から6カ月間猶予することにより、イタリア政府が勧告を受け入れられるようにする可能性がある。ただコリエレ紙は、この猶予を認めた場合、イタリアは同手続きに伴う制裁を回避できるかどうかについては説明しなかった。

  イタリアのポピュリスト政権とEUは同国の2019年度予算を巡り対立している。欧州委は財政赤字目標を国内総生産(GDP)比2.4%とするイタリア予算案を認めていない。

原題:EU May Give Italy Extra Time on Budget as Wrangling Drags On (2)(抜粋)

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