中国の生産者物価、11月は一段と鈍化-消費者物価も市場予想に届かず

\

Photographer: Giulia Marchi/Bloomberg
Photographer: Giulia Marchi/Bloomberg

中国の11月の生産者物価指数(PPI)は、需要が弱まる中で伸びが一段と鈍化した。消費者物価指数(CPI)の上昇率も低下した。

  国家統計局が発表した11月のPPIは前年同月比2.7%上昇と、この2年余りで最も低い伸びにとどまった。CPIは同2.2%上昇で、市場予想を下回った。

主な注目点

  • PPI上昇率の鈍化は、個人所得税の減税や民間部門の資金調達支援などの景気刺激策を当局が打ち出しているにもかかわらず、需要が依然として低調であることを裏付ける新たな材料。これは工業利益の伸びがさらに減速する可能性を示唆している
  • インフレの落ち着きは、金融緩和が必要な場合に措置を講じる余地を中国人民銀行(中央銀行)に与えている。ただ人民元が下落圧力を受けやすい状況の中、その余地は限られている

中国PPI(前年同月比)

Bloomberg
  • 食品とエネルギー価格を除くコアCPIは前年同月比1.8%上昇と、前月と同じ伸び
  • ブルームバーグ・エコノミクスは、国際原油相場の下落がPPI上昇率鈍化の主な要因と分析

原題:China Factory, Consumer Inflation Slows Amid Weakening Demand(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE