コンテンツにスキップする

JPモルガン:S&P500種、2019年末までに17%上昇へ

JPモルガン・チェースは2019年が株式投資家にとって良い年になるとみている。ウォール街の各社予想の中でも強気な見方だ。

  S&P500種株価指数は19年末までに現在の水準から約17%高となる3100に到達するとの予想を、ドブラフコ・ラコスブハス、マルコ・コラノビッチ両氏を含む同行ストラテジストが7日のリポートで明らかにした。収益の成長と、投資家の高いバリュエーションへの許容姿勢が主導するという。この予想水準はブルームバーグ集計のストラテジスト14人の平均値3056を上回る。

JPMorgan sees S&P 500 surging to 3,100 by the end of 2019

  リポートによると、S&P500種のパフォーマンスが9年にわたる強気相場の中でも最悪の部類に入り、株式市場を見限った投資家が、1.5兆ドル(約170兆円)以上が投じられた各社の配当や自社株買いに引き寄せられて市場に戻ってくるという。特にヘッジファンドは株の持ち高を通常より落としており、ここが平均的水準に戻るだけでも米株市場には5000億ドルが流入するとしている。

  「景気循環型銘柄、特に成長セクターに主導され、ペイントレード(痛みを伴う取引)による上昇があるだろう」と、ラコスブハス氏らは指摘。「業績は18年対比では減速するだろうが、依然ポジティブであり成長を続けるはずだ」と論じた。米中両国が追加関税を課すことなく貿易協議が妥結するとの前提で、S&P500種構成銘柄の来年の1株あたり利益は8%増の178ドルとなると予想している。

原題:JPMorgan Predicts 17% Surge for U.S. Stocks by End of Next Year(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE