きょうの国内市況(12月7日):株式、債券、為替市場

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●日本株は4日ぶり反発、米経済堅調と利上げ鈍化観測-内需や精密高い

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  東京株式相場は4日ぶりに反発。良好な米経済指標や米国の利上げ鈍化見通しから景気に楽観的な見方が広がった。米中通商問題の先行き不透明感から資金は小売やサービス、陸運など内需ディフェンシブ関連に向かった。

  • TOPIXの終値は前日比9.85ポイント(0.6%)高の1620.45
  • 日経平均株価は同177円06銭(0.8%)高の2万1678円68銭

  大和証券投資情報部の石黒英之シニアストラテジストは「ISM指標が予想外に強く、良好な雇用環境を背景とした景気の堅調が再確認された」と述べた。米利上げの鈍化観測については「米金融当局は経済への過度な影響を回避するためブレーキから手を離す方向とみられ、新興国通貨安も収束して世界経済の減速懸念が後退。株などリスク資産に資金が入りやすくなる」とみていた。

●債券下落、高値警戒感で売り優勢-米雇用統計控え悲観論の修正観測も

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  債券相場は下落。長期金利が日本銀行が金融緩和策の修正を決めた7月末以前の低水準を付けるなど、急速な金利低下に対する警戒感から売り圧力が掛かった。この日の海外時間には米雇用統計の発表を控えて、行き過ぎた悲観論が修正される可能性もあるとの指摘も聞かれた。

  • 長期国債先物12月物の終値は前日比4銭安の151円61銭。一時は151円50銭まで下落
  • 新発10年物352回債利回りは、日本相互証券の前日午後3時の参照値より1.5ベーシスポイント(bp)高い0.065%まで上昇する場面があった

メリルリンチ日本証券の大崎秀一チーフ金利ストラテジスト

  • 高値警戒感でなかなかここから買い進みにくいというところ
  • 11月の米雇用統計を控えて、米景気に対する行き過ぎた悲観論が修正される可能性もゼロではない
  • 一方、悪い数字が出た場合は米利上げが止まってしまうという懸念が高まるリスクも  

  
●ドル・円は112円後半、リスク回避の円高一服-米雇用統計見極めへ

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=112円後半で強含み。米中対立激化や米景気の先行きを懸念したリスク回避が一服し、円買い圧力が和らぐ中、週末の米雇用統計を前に値を戻した。

  • ドル・円は午後3時13分現在、前日比0.2%高の112円90銭。112円65銭を安値に112円93銭までじり高
  • クロス円(ドル以外の通貨の対円相場)も強含み
  • ユーロ・ドルは1ユーロ=1.13ドル後半で弱含み、米雇用統計を前にドル買い戻し
  • 三井住友銀行の山下えつ子チーフエコノミスト(ニューヨーク在勤)

    • 市場は米国のリセッション(景気後退)や米中の先々の不安などをあまりにも先取りしすぎた感がある。米雇用統計が比較的しっかりならリスクオフがやや持ち直し、ドル・円は113円へ戻す可能性
    • とはいえ、来週の英国の欧州連合(EU)離脱の議会採決など不透明な話が残っているのが現状。少し戻しても不安材料が出るとダウンサイドの方に反応しやすい地合い
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