中銀と政府の綱引き続くインド、フィッチが成長率見通しを引き下げ

  • 2019年3月末までの会計年度について、フィッチは7.2%成長と予想
  • 資金調達コスト上昇と与信の得やすさ低下が下方修正の要因

アジア3位の経済大国で、中央銀行と政府の綱引きが経済成長を損ねる可能性がある。格付け会社フィッチ・レーティングスがインドの経済成長率見通しを引き下げた。

  2019年3月末までの会計年度について、フィッチは7.2%成長との予想を公表。従来は同年度の成長率を7.8%と見込んでいた。中銀機能を巡り財務省が発言力を強めようとし、インドでは中銀と政府の間で権力争いの様相となっている。

  フィッチは最新の「グローバル・エコノミック・アウトルック」で、「これまでのところインド準備銀行は緊急的な流動性供給と貸し出し規制緩和という政府の求めを退けている」と指摘。その上で、資金調達コストの上昇と与信の得やすさ低下が、成長率見通し下方修正の要因だと説明した。

原題:India Growth Forecast Cut by Fitch Amid RBI-Government Spat(抜粋)

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