華為CFO逮捕は「卑劣なならず者の手法」-中国国営メディア

  • アルゼンチンでの首脳コンセンサスに明確に反する-環球時報
  • 華為の成長抑えるためなら何でもやろうとしている-Cデーリー

The Huawei Technologies Co. logo is displayed on a storage system inside an exhibition hall at the company's campus .

Photographer: Brent Lewin
Photographer: Brent Lewin

華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の孟晩舟最高財務責任者(CFO)がカナダで逮捕された事案について、中国国営メディアは「卑劣なならず者の手法」だと論評し、中国の台頭を抑え込もうとする政治的動機に基づいた取り組みだと主張した。

  国家主義的な論調で知られる環球時報は6日の論説で、「華為による第5世代(5G)市場での進展を止められず、米政府が卑劣なならず者の手法に訴えているのは明らかだ」と指摘。「今回の件に関する情報は不十分だが、米国の動きは米中首脳がアルゼンチンで至ったコンセンサスに明確に反する」と論じた。

華為技術の孟晩舟CFO

写真家:Maxim Shipenkov / EPA

  米国は華為が対イラン制裁に違反した疑いがあるとみている。同社は5G移動通信機器の世界展開で主要なプレーヤーとなっている。

  環球時報は「中国のハイテク企業を抑え込むため、米国が法的手続きを乱用する傾向にあることを中国政府は真剣に認識すべきだ」とした上で、「米国との意思疎通を高め、必要に応じて圧力を加えるべきだ」と主張した。

  国営英字紙チャイナ・デーリーも論説で、「疑いようもなく真実で証明された点は、華為が競争力を持つ中国のテクノロジー企業の中心的存在であるというそれだけの理由で、世界における同社の成長を封じ込めるためなら米国は何でもやろうとしているということだ」と指摘した。

原題:China State Media Calls Huawei Arrest a ‘Despicable Rogue’ Act(抜粋)

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