ソフトバンクがIPO先立ち緊急投資家会議、通信障害受け

更新日時
  • 野村やみずほ、ゴールドマンが主催、ソフトバンクCTOらが参加
  • ブックビルディング期間を7日午後5時までに延期-関係者

SoftBank Group Corp. logo.

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

ソフトバンクが2.6兆円規模の新規株式公開(IPO)に先立ちアジア、欧州、米国の海外機関投資家向けに電話会議を開催することが分かった。ブルームバーグが入手した資料によると、6日に発生した通信障害を受けたもの。

  電話会議の主催者はIPO主幹事の野村ホールディングスとみずほフィナンシャルグループ、ゴールドマンサックス。電話会議にはソフトバンクの宮川潤一最高技術責任者(CTO)と藤原和彦最高財務責任者(CFO)らが参加する。会議のニュースを受けた7日午後の取引で、親会社のソフトバンクグループ株は一時3.3%安の8821円まで売られた。

通信障害受け海外投資家向けに緊急会議を行うソフトバンク

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  海外投資家向け電話会議はおよそ1時間で、野村主催の会議は日本時間の午後2時から、みずほ主催が午後7時から、ゴールドマンが午後11時となっている。

  ソフトバンクと主幹事証券各社は、電話会議についてコメントを控えた。

  ソフトバンクの携帯電話サービスで6日に発生した全国的な通信障害はおよそ4時間半にわたって続き、同社の格安スマホブランド 「ワイモバイル」や固定電話サービスなどでも同様の障害が発生した。障害はエリクソン製のソフトウエアの異常が原因だった。電気通信事業者協会のウェブサイトによると、9月時点のソフトバンクとワイモバイルの契約数は4043万8100件で、NTTドコモとKDDIに次ぐ規模。

  また、3日から実施している投資家が需要を申告するブックビルディング期間を7日の午後5時までと、6時間延長したことが関係者への取材で分かった。IPOの仮条件は日本で初めてとなる一本値の1500円で、売り出し価格は10日に決定する。

  ソフトバンクのIPOでは、ブックビルディング期間中の5日までに国内と海外で投資家からの需要申告が売り出し総額の2.65兆円に達したことが複数の関係者への取材で明らかになっている。

(株価情報を更新、3段落以降に会議詳細などを追記します.)
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