仏ルノー、ゴーン会長の内部調査で最初の結論に近づく-関係者

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  • 調査の焦点はゴーン会長や他の経営首脳に与えられた給料や福利厚生
  • ルノーは1週間前後で最初の結論に達することを目指している

フランスのルノーはカルロス・ゴーン会長や他の経営首脳への報酬が株主に適切に開示されていたか内部調査を行っており、1週間前後で最初の結論に達することを目指している。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  関係者が情報が非公開だとして匿名を条件に語ったもので、調査の焦点はルノーでゴーン会長らに与えられた給料や福利厚生だ。調査は元セキュリティー責任者で最近、倫理・コンプライアンス(法令順守)担当者に起用されたエリック・ルグラン氏と行政で要職に就いていた経験もあるクロード・バラン氏(68)が中心になって進めているという。ゴーン会長は日産では会長職を解任されたが、ルノーでは引き続き最高経営責任者(CEO)も兼務している。

ルノーのゴーン会長

Photographer: Marlene Awaad/Bloomberg

  関係者によれば、ルノー幹部は日産の動機を疑問視しており、ゴーン会長に対する疑惑について日産の証拠を要請。日産は疑惑をまとめた資料の提供を申し出たが、ルノーは拒否し、弁護士を通すことや疑惑に関する完全な報告書を要求しているという。

  ルノーの広報担当者は同社取締役会が求めた証拠を日産はまだ提示していないと述べ、それ以上のコメントを控えた。日産の広報担当者に取材を試みたが今のところ回答はない。ルノーのブラン、ルグラン両氏は取材の要請に応えていない。

原題:Renault Is Said to Be Nearing First Conclusions in Ghosn Probe(抜粋)

(2段落目以降に調査の担当者名などを追加して更新します.)
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