米ADP民間雇用者数:11月は17.9万人増-前月から伸び鈍化

給与明細書作成代行会社のADPリサーチ・インスティテュートが発表した給与名簿に基づく集計調査によると、11月の米民間雇用者数は伸びが前月から鈍化したほか、市場予想も下回った。

  ADPの6日発表によると、11月の民間雇用者数は17万9000人増と、市場予想の19万5000人増を下回った。前月は22万5000人増だった。建設業や製造業を含む財生産部門の雇用は1万6000人増と、前月(4万4000人増)から減速。サービス業の雇用は16万3000人増で、こちらも前月(18万1000人増)から伸びが鈍化した。

  ADPと共同で集計調査を行うムーディーズ・アナリティクスのチーフエコノミスト、マーク・ザンディ氏は「雇用の伸びは力強いが、ピークを付けた可能性が高い」と指摘。「11月の統計は特に目立った天候の影響はなく、基調的な雇用創出のペース鈍化を示唆している。極めて逼迫(ひっぱく)した労働市場や空きポジションの多さを踏まえると、企業は雇用者を増やすのが一段と厳しくなるだろう」と分析した。

  企業の規模別に見ると、11月は従業員が50-499人の中堅企業で11万9000人増と、ここ4年で最大の伸び。49人以下の小企業は4万6000人増。500人以上の大企業は1万3000人増と、2017年4月以来の小幅な伸びにとどまった。

原題:Companies Added U.S. Workers at Slower Pace Last Month, ADP Says(抜粋)

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