債券下落、高値警戒感で売り優勢-米雇用統計控え悲観論の修正観測も

更新日時
  • 長期金利は一時0.065%、前日の約4カ月ぶり低水準から上昇
  • なかなかここから買い進みにくいというところ-メリル日本証

債券相場は下落。長期金利が日本銀行が金融緩和策の修正を決めた7月末以前の低水準を付けるなど、急速な金利低下に対する警戒感から売り圧力が掛かった。この日の海外時間には米雇用統計の発表を控えて、行き過ぎた悲観論が修正される可能性もあるとの指摘も聞かれた。

  • 長期国債先物12月物の終値は前日比4銭安の151円61銭。一時は151円50銭まで下落
  • 新発10年物352回債利回りは、日本相互証券の前日午後3時の参照値より1.5ベーシスポイント(bp)高い0.065%まで上昇する場面があった

市場関係者の見方

  • メリルリンチ日本証券の大崎秀一チーフ金利ストラテジスト
    • 高値警戒感でなかなかここから買い進みにくいというところ
    • 11月の米雇用統計を控えて、米景気に対する行き過ぎた悲観論が修正される可能性もゼロではない
    • 一方、悪い数字が出た場合は米利上げが止まってしまうという懸念が高まるリスクも

背景

  • 前日の取引では長期金利は0.04%と、7月20日以来の水準まで低下。先物は151円82銭と、中心限月ベースで2016年11月以来の高値を更新
  • 11月の米雇用統計は米東部時間7日午前8時半(日本時間同午後10時半)に公表

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.145%-0.130%0.055%0.580%0.805%0.960%
前日比+1.0bp 横ばい+0.5bp+1.5bp+2.0bp+2.0bp
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