米株急落の原因はクオンツファンドか-犯人探しで「ノムラ対野村」に

  • 焦点はトレンド追随クオンツファンドが米株急落の原因かどうか
  • ノムラのマケリゴット氏と野村証券の高田氏の間で見方分かれる
A security guard walks past a Nomura Securities Co. branch, a unit of Nomura Holdings Inc., in Tokyo, Japan. Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

ノムラ・セキュリティーズが4日の米株急落について、トレンド追随のクオンツファンドに原因があると指摘した後、思いも寄らないところからこうしたファンドの擁護者が現れた。野村証券だ。

  S&P500種株価指数の3.2%下落を引き起こした犯人探しの中、こうした市場のモメンタムを追いかけるコンピューターを駆使したトレーダーの役割について、野村ホールディングス内で見方が分かれる形になった。

 
  最初に分析を示したのはノムラ・セキュリティーズの株式デリバティブ・セールスチームのチャーリー・ マケリゴット氏(ニューヨーク在勤)だ。同氏はS&P500種の3カ月モメンタム指標がマイナスに転じたことを受けて、コモディティ・トレーディング・アドバイザー(CTA)の売りが4日に相場を押し下げたと論じた。

  それから24時間もたたないうちに、野村証券の調査チームの高田将成氏(東京在勤)は顧客に対し、CTAは既に秋の相場下落局面で強気ポジションを縮小しており、4日の急落の原因にはなり得ないとの見方を示した。CTAのモデルは事前に全く売りシグナルを示しておらず、CTAは相場下落に若干追随せざるを得なかったと電子メールで説明した。

原題:Quant Blame Game Over Stock Sell-Off Pits Nomura Against Nomura(抜粋)

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