Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

日本株は大幅続落、華為ショックで米中悪化を警戒ー中国関連に売り

更新日時
  • カナダ当局が華為技術CFOを逮捕-米国が引き渡し求める
  • 米株価指数先物やアジア株が軒並み安、為替相場は円高が進む
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

6日の東京株式相場は大幅に3日続落。カナダ当局が中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の最高財務責任者(CFO)を逮捕し、米中関係の悪化が警戒された。電機や機械など中国関連中心に全業種安い。

  • TOPIXの終値は前日比29.89ポイント(1.8%)安の1610.60
  • 日経平均株価は同417円71銭(1.9%)安の2万1501円62銭

  カナダ政府は5日、中国スマートフォンメーカー、華為技術の孟晩舟CFOを逮捕したと発表した。米国が引き渡しを求めているという。米中関係の悪化を懸念して金融市場はリスクオフとなり、日本時間6日の米S&P500種株価指数先物は下落、アジア株も中国上海総合指数が一時1.8%安、香港ハンセン指数が2.9%安など全面安。為替市場でドル・円相場は一時1ドル=112円58銭と円高に振れた。
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  みずほ証券の三野博且シニアストラテジストは「米中首脳会談を経て両国の貿易問題に進展が期待されていたところに華為技術CFOが逮捕され、融和的な動きがひっくり返される可能性が出てきた」と指摘。両国の態度が硬化して貿易問題の解決が遅れる公算があるとし、「米中通商協議が90日間の期限を待たずに交渉打ち切りとなることも警戒される」と言う。

  日経平均は611円安まで下げ幅を拡大した。三野氏は「英国の欧州連合(EU)離脱案が来週予定の議会採決で否決される可能性が伝わり、混乱を警戒したリスク回避の動きも見られる」とした上で、大幅安は「ファンド系の仕掛け的な売りによる先物主導の下落」とみていた。

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