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イタリアのトリア財務相、「ますます」辞任に傾く-コリエレ紙

  • 予算プロセスに不満、対EU交渉もコンテ首相担当で疎外感
  • コリエレ紙は政権内の人物含む複数の関係者の話として報道

イタリアのトリア財務相がますます辞任に傾いている様子だ。同国紙コリエレ・デラ・セラによると、予算プロセスへの不満に加え、自らの存在意義が薄くなりつつあると感じていることが背景にある。

Eurogroup Finance Ministers Meet Amidst Italy Budget Standoff

イタリアのトリア財務相

Photographer: Dario Pignatelli/Bloomberg

  コリエレ紙が5日、トリア氏を知る「複数の関係者」の話として報じたところによると、同氏は2019年予算案を承認した後のクリスマス休暇中に辞任することも含め、複数のシナリオを検討している。同紙が引用した関係者のうち、1人は「政権内の人物」だという。

  同紙はまた、欧州連合(EU)との予算交渉をコンテ首相が担うことになったため、トリア氏は疎外感を味わいつつあるとも指摘した。予算プロセスで失敗があった場合、「スケープゴート」にされることもトリア氏は懸念していると伝えた。

  トリア氏はブリュッセルでユーログループ会合に出席した後、4日夕方にローマで議員らと会談。予算についての質問があったが、コンテ氏に責任が移ったことが明らかなため完全には回答できなかったか、回答したがらなかったと、スタンパ紙が報じた。

原題:Tria ‘More Tempted’ to Resign as Conte Role Expanded: Corriere(抜粋)

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