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米中合意の熱狂、株値上がり分と共に消える-アジア株が続落

  • 上海総合指数は0.6%安で終了-香港株も安い
  • 5月の米株式市場は休場-元米大統領「父ブッシュ」追悼で

米中首脳が貿易を巡り合意というアルゼンチンから週末のニュースを受け株式市場に買いが広がり、アジア株の指標、MSCIアジア太平洋指数は3日に2%高となったが、その上昇分はもう消えてしまった。

  4日を0.9%安で終了した同指数は、5日の取引では1%を超える下げとなっている。日本株をはじめ、中国と香港の主要株価指数が軒並み下落し、アジア株はほぼ全面安だ。

  5日の中国本土市場では上海総合指数が0.6%安の2649.81で終了。深圳総合指数は0.5%値下がりした。同日の米株式市場は、先月末亡くなったジョージ・H・W・ブッシュ元大統領の追悼の日で休場となる。

  

Asia shares erase gains from Trump-Xi dinner

  20カ国・地域(G20)首脳会合に参加したトランプ米大統領と中国の習近平国家主席がブエノスアイレスでの1日の夕食会で合意した貿易戦争「休戦」の内容を巡り懐疑的な見方が市場に広がり、4日の米国株は急落。

  米金利の一部で長短逆転が見られたことも嫌気され、JPモルガン・アセット・マネジメントのアジア太平洋担当チーフ市場ストラテジスト、許長泰氏は電子メールで送付したリポートで、こうしたイールドカーブ(利回り曲線)の逆転が投資家にとって「一番の懸念」だと指摘し、米経済が景気サイクルの終盤に入る中で株式市場のボラティリティーが高まるだろうと予想した。

  「株式におけるリスク調整後のリターンはこれまでより魅了が低下したように見え始めるかもしれない」と許氏は記した。

原題:G-20 Fever Is Over as Asia Stock Traders Buckle Up for Turmoil(抜粋)

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