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トランプ氏とFRBが原因ではなかった-問題進展でも投資家は売り

  • 貿易と金融政策が株安の原因との説は人を惑わす情報か
  • イールドカーブの一部逆転でリセッションシグナルかと投資家懸念

それほどタカ派的でない金融当局、貿易問題に関して安心させる言葉。これは投資家が望んでいたもののはずだ。これらを得ても投資家が満足しないということは、株安の理由はほかにあったということを示唆している。

  本当の不安の根源は、経済成長と利益拡大が来年減速、または頓挫する可能性だ。貿易戦争と金融政策とは異なり、これらについては人による明確な解決方法がない。

  貿易と金融政策が株安の原因との説は人を惑わす情報だったのかもしれない。両問題で進展があったにもかかわらず、4日の米市場でS&P500種株価指数は3.2%下落した。

  1営業日の取引で何かが分かるわけではないが、強気相場を支えてきた10年にわたる景気拡大へのリスクを市場がかぎ取っていることがうかがわれる。

  BNYメロン・インベストメント・マネジメントのチーフストラテジスト、アリシア・レビン氏は「債券市場は世界の成長減速を懸念している」と指摘。米3年債と5年債の利回りは3日に逆転した。「イールドカーブの一部が逆転したことで、リセッション(景気後退)のシグナルなのではないかと投資家は恐れている」とジョーンズ・トレーディングのチーフ市場ストラテジスト、マイケル・オローク氏は述べた。

Treasuries' 3s5s yield curve turns negative, 2s10s spread narrows

Earnings Regress

Estimates for S&P 500 2019 profit growth dim

Source: Bloomberg


Auto companies give up gains as trade hopes fade

原題:Insatiable Stocks Hint Market Menace Goes Beyond Trump and Fed(抜粋)

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