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Photographer: Nicky Loh/Bloomberg

アジアのヘッジファンドが苦戦、昨年のブームから一転

  • 約1割のファンドが今年、20%以上のマイナスリターンに沈む
  • 17年に2桁リターンを記録したファンドの約72%は今年マイナスに
Commercial buildings in the central business district are reflected on a pond in Singapore, on Sunday, June 3, 2018. U.S. President Donald Trump and North Korean leader Kim Jong Un are due to meet in the city on June 12.
Photographer: Nicky Loh/Bloomberg

昨年ブームに乗ったアジアのヘッジファンドがここにきて苦境に見舞われている。

  ユーレカヘッジが追跡したヘッジファンドのうち11%は、今年1-10月期に20%以上のマイナスリターンだった。アジアを中心に運用するヘッジファンドは昨年、2009年以来の好成績だったが、17年に2桁リターンを記録したファンドの約72%は今年、マイナスリターンとなっている。

  こうした突然の暗転で、アジアのヘッジファンドは上昇相場でしか利益を上げられないベータ・チェイサーというイメージの払拭(ふっしょく)が難しくなりつつある。アジアのヘッジファンドでは株式専門のマネジャーが運用資産の64%を管理し、株式に重点を置く性質があり、金利上昇や通商・政治面の緊張の高まりによる広範囲な相場下落の中で厳しい状況にある。

  MSCIアジア太平洋指数を構成する株式のほぼ4分の3は今年、値下がりしている。ユーレカヘッジ・アジア・ヘッジファンド指数は年初来で6.4%低下し、同社が2000年にデータ収集を開始して以来2番目に悪いリターンとなる恐れがある。

Lean Times

Asia-focused hedge funds are having one of their worst years on record

Source: Eurekahedge

Note: 2018 includes preliminary November returns

Best and Worst

The range of Asia hedge fund returns is the smallest in five years

Source: Eurekahedge

Note: As of end-October

原題:Boom Turns to Bust as Asia Hedge Funds Struggle in Down Market(抜粋)

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