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米国防長官と両院軍事委員長、トランプ氏に国防費削減案の撤回要請

  • 7330億ドル予算を維持しなければ軍隊の劣化招くと上院軍事委員長
  • 大統領は軍隊に十分な資金を賄う決意だと会合後に上院軍事委員長

マティス米国防長官と上下両院の軍事委員長は4日のホワイトハウスでの会合でトランプ大統領に対し、国防総省が求めた2020年度国家安全保障予算7330億ドル(約82兆8000億円)を330億ドル削減する案を撤回するよう要請した。

  マティス長官とインホフ上院軍事委員長、ソーンベリー下院軍事委員長の3人は同日午後、大統領と面会した。インホフ氏と国防総省当局者1人が明らかにした。

  トランプ大統領は当初予想されていた7330億ドルではなく、ホワイトハウス予算局からの7000億ドルの案を検討している。この予算削減をきっかけに、米軍再建のための資金を提供してきたと誇ってきたトランプ大統領が一転、国防に弱腰になっていると国防費のタカ派から批判を浴びる可能性がある。

  インホフ氏は同会合前、7330億ドル予算を「維持しない場合は軍隊を劣化させることになると大統領に分かってもらいたい。大統領はこれを十分考えていないのではないか」と語っていた。同氏は会合終了後、「大統領は米国を強く保ち、軍隊に十分な資金を賄う決意」だと自分は確信したと発表資料で明らかにした。

原題:Mattis and Lawmakers Press Trump for Higher Defense Spending(抜粋)

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