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OPECプラス控えサウジとロシアが協議へ-5日に共同閣僚監視委

  • サウジとロシアのエネルギー相が共同閣僚監視委に出席へ
  • OPECプラスが減産に合意すると言うのは「尚早」-ファリハ氏

石油輸出国機構(OPEC)と非加盟主要産油国で構成する「OPECプラス」の会合まであと48時間足らずとなる中、サウジアラビアとロシアは5日にウイーンで、石油市場の今後の方向性を決める準備協議を行う。

  原油価格は11月に世界金融危機以降で最大の月間下落率を記録し、トランプ米大統領やマクロン仏大統領がOPECにエネルギー価格抑制を呼び掛ける中で開かれるこの協議は大きな賭けだ。サウジのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は4日、 生産を巡る合意は少なくともまだまとまっていないと語った。

  ファリハ氏はブルームバーグとのインタビューで、ロシアやカザフスタンなどを含むOPECプラスが減産で合意すると言明するのは「時期尚早」だと指摘した。産油国に日量100万バレルの減産を呼び掛けた先月の声明に比べてトーンを抑えた発言だったことから、原油価格は4日、伸び悩んだ。

サウジのファリハ・エネルギー相

出所:ブルームバーグ

  ファリハ氏は国連気候変動枠組み条約締結国会議が開かれたポーランドのカトビツェで、「われわれは協力し、各国石油相の意見に耳を傾け、供給と需要に関する意見を聞く必要がある。全ての国が参加し、減産に貢献する意欲があるかどうかが次の岐路だ」と述べた。

  5日のOPECプラスの共同閣僚監視委員会(JMMC)は、産油国が自国の手の内を明かす機会になる。6日のOPEC総会に先立ち開かれるJMMCにはファリハ氏とロシアのノバク・エネルギー相が共に出席する。

Day Two Of The St Petersburg International Economic Forum 2018

ロシアのノバク・エネルギー相

撮影:Chris Ratcliffe / Bloomberg

原題:OPEC Deal in Balance as Saudi Arabia, Russia Gather for Talks(抜粋)

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