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住友鉱と住友商:チリ銅鉱山の権益3割取得で合意-計約1360億円

  • EV普及などで需要増が見込まれる銅生産の上積み目指す
  • 内訳は住友鉱が25%住友商が5%、来年4月までに取得完了へ

住友金属鉱山住友商事は5日、カナダのテック・リソーシズが保有するチリの銅鉱山権益の30%を取得することで合意したと発表した。取得費用は工事費を含め計12億ドル(約1360億円)。世界的な電気自動車(EV)普及などで一段の需要増が見込まれる銅の生産上積みを目指す。

  両社のリリースによると、今回取得するのはケブラダ・ブランカ銅鉱山で、権益取得に約8億ドル、建設工事に約4億ドルを支払う計画。30%の内訳は、住友鉱が25%、住友商が5%となる。来年4月末までに取得を完了する予定だ。

  住友鉱の浅井宏行常務は都内で会見し、「今回は規模と質の面で優れた銅鉱山と巡り合えた」と説明。朝日弘常務は、過去の銅鉱山投資の案件と同等かそれを超える収益を期待すると語った。

  ケブラダ・ブランカ銅鉱山は開発計画の第2段階に入っており、2040年代後半まで生産が可能。住友鉱は長期経営計画の一環として、銅権益生産量年間30万トンを目標に掲げていたが、同銅山での生産開始によりこの目標を達成する見通しだ。

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