トレンド追随のクオンツファンドが米国株を売ったーノムラ

  • CTAの売りはS&P500種の2763への下げがきっかけ
  • クロスアセットストラテジストのマケリゴット氏が指摘

青息吐息の株式市場で、トレンドは投資家の味方ではない。トレンド追随のクオンツファンドは、想定元本にして500億ドル(約5兆6500億円)余りの米国株へのエクスポージャーを解消していると、ノムラ・セキュリティーズのクロスアセットストラテジスト、チャーリー・マケリゴット氏が指摘した。

  同氏によれば、トレンドを追うコモディティー・トレーディング・アドバイザー(CTA)による売りは、4日にS&P500種株価指数が下落し、2763を付けたことが引き金になった。これは先物の200日移動平均を割り込む節目で、先物取引は急増したという。同日の終値は前日比3.2%安の2700.06。
 

  「われわれのCTAトレンドモデルは再び、『米国株ロング』で巨額のレバレッジを解消している」とマケリゴット氏はリポートに記し、「イールドカーブ逆転や成長減速懸念というよりむしろパフォーマンスと年末のタイミングに関係しているが、センチメントの手助けになっていないことは確かだ」と付け加えた。

原題:Trend-Following Quant Funds Just Dumped U.S. Stocks, Says Nomura(抜粋)

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