サウジ皇太子とカショギ氏殺害を結び付ける証拠は「決定的」-米議員

  • CIAから説明を受けた上院議員らが関与を確信と発言
  • コーカー外交委員長:疑問の余地は全くない

Saudi Crown Prince and Defence Minister Mohammed bin Salman 

Photographer: FAYEZ NURELDINE/AFP
Photographer: FAYEZ NURELDINE/AFP

米上院議員らは4日、中央情報局(CIA)からこの日、非公開でサウジアラビアのジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏殺害事件の説明を受けた結果、サウジのムハンマド皇太子が殺害で一定の役割を果たしたことを確信したと述べた。上院議員の1人は関与を裏付ける「決定的な証拠」が示されたと語った。

  上院外交委員会のボブ・コーカー委員長はハスペルCIA長官から説明を受けた後、「陪審がムハンマド皇太子の件を評議したとしたら、皇太子は30分で殺人の有罪評決を受けるだろう」と指摘。「皇太子が殺害を指示し、最初から最後まで状況を知らされていたことに疑問の余地は全くない」と述べた。トランプ大統領は、皇太子が関与したとの説は当たらないとの立場を取っている。

  上院議員らは向こう1週間のうちに、サウジ軍によるイエメン内戦介入への米国の支持を制限する決議案を審議する可能性が高い。だがこの審議は、カショギ氏殺害へのムハンマド皇太子の責任と、トランプ大統領が皇太子の果たした役割を過小評価しようとしていることの是非を問う裁判の様相を呈する可能性がある。議員らがサウジへの一段の制裁措置の修正条項を付加することもあり得る。

  下院はまだ同様の審議の計画を明らかにしていない。下院スタッフによると、一部下院議員は今月13日にマティス国防長官とポンペオ国務長官から説明を受ける予定。ハスペルCIA長官が参加するかどうかは不明だと同スタッフは語った。

原題:CIA Evidence Tying Saudi Prince to Murder Called a ‘Smoking Saw’(抜粋)

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