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Photographer: Christopher Lee/Bloomberg

ゴールドマン株は最高値から33%安、「トランプ効果」消滅の瀬戸際

  • 1MDB問題に伴う負担や評判へのダメージを投資家は懸念
  • 株価があと1.3%下げれば、トランプ・バンプは全て消滅へ
Goldman Sachs Group Inc. headquarters stands in New York, U.S., on Thursday, April 12, 2018. Goldman Sachs Group Inc. is scheduled to release earnings figures on April 17.
Photographer: Christopher Lee/Bloomberg

米銀ゴールドマン・サックス・グループの株価は、2016年のドナルド・トランプ氏の米大統領当選後数カ月で上昇し、株主と同行で働くバンカーを潤した。しかし、そのような「トランプ・バンプ」と呼ばれる恩恵はもはや消え去りつつある。

  ゴールドマンの株価は、株式相場全般の下げや同行自体の問題が打撃となり、今年3月半ばに付けた上場来高値からの下落率が33%に達した。マレーシアの政府系投資会社1マレーシア・デベロップメント(1MDB)の汚職疑惑への関与を巡り、同行が被ることになりかねない費用負担や評判へのダメージを投資家が懸念する中で、株価急落の約半分は過去1カ月の間に発生した。

  トランプ氏の大統領当選後、ゴールドマン出身者が規制緩和と法人減税を公約する政権に入ることによって、同行のビジネスが成功すると投資家は確信したが、トランプ大統領が中国などに貿易戦争を仕掛ける現状では、そのような期待もついえた。

  株価があと1.3%下落すれば、ゴールドマンは米国の主要投資銀行で唯一トランプ・バンプが全て消滅することになる。4日の米株市場で同行の株価は3.8%安の184.31ドルで終了した。

Goldman is closest among rivals to losing gains since Trump's election

原題:Goldman Is on Brink of Erasing Trump Bump as Decline Accelerates(抜粋)

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