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Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

日銀、国債買い入れ規模を縮小-超長期を月間で1500億円減額へ

更新日時
  • 10年ー25年の1回あたり買い入れ2000億円、25年超は500億円
  • 超長期ゾーンのオファー額はともに市場の予想通りーメリル日本証
A Japanese flag flies at the Bank of Japan (BOJ) headquarters in Tokyo, Japan, on Wednesday, Oct. 31, 2018. The BOJ stayed the course on monetary stimulus while confirming in updated price forecasts that it won’t meet its inflation target for years to come.
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

日本銀行は12月の超長期ゾーンの国債買い入れ規模を縮小する。買い入れ頻度を減らす一方、残存期間「10年超25年以下」の1回あたりの購入額を小幅な増加にとどめたためだ。長期金利操作の対象となっている長期債の買い入れ額は据え置いた。市場では月間の減額幅は予想通りで相場の影響は限定的となっている。

  日銀は午前10時10分の金融調節で、「10年超25年以下」の買い入れ額を前回オペより200億円増の2000億円、「25年超」を変わらずの500億円とそれぞれ通知した。12月の買い入れ回数は前月より1回少ない4回となるため、月間では両ゾーン合計で1500億円の減額となる。同時に通知された「5年超10年以下」は前回のオペと同額の4500億円だった。

  メリルリンチ日本証券の大崎秀一チーフ金利ストラテジストは、「買い入れ回数が月4回に減った超長期ゾーンのオファー額はともに市場の予想通りだった。月間で合計1500億円の減額は売り材料にならず、市場の反応は限定的」と指摘。5年超10年以下の通知額の据え置きも予想通りだとし、「複数箇所を一気に動かして市場が混乱すると困るからだろう」と説明した。

  日銀オペを受けて、債券市場では長期や超長期債利回りが小幅に低下。長期金利は0.055%と7月末以来の低水準で推移しているほか、新発20年物、30年物、40年物の利回りはいずれも4カ月ぶりの低水準を更新した。

(第3、4段落以降を追加して更新します.)
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