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トランプ大統領、対中交渉延長の可能性示唆-宙に浮く関税合意

更新日時
  • トランプ氏は「自分はタリフ(関税)マンだ」とツイート
  • クドローNEC委員長:自動車関税引き下げ、中国との合意はまだ
ARGENTINA-G20-SUMMIT-TRUMP-XI
Photographer: SAUL LOEB/AFP
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Photographer: SAUL LOEB/AFP

トランプ米大統領は4日、中国との貿易戦争の休戦期間を90日間から延長する可能性を示唆した。一方、ホワイトハウスのクドロー米国家経済会議(NEC)委員長は、中国が米国製自動車に対する関税引き下げに合意したとの大統領の発表内容を修正した。

  トランプ氏は中国の習近平国家主席との会談で、貿易を巡る取引に合意したとホワイトハウスは主張している。だがこの日の展開を受けて、合意の程度について再び疑問が広がった。両首脳は週末、20カ国・地域(G20)首脳会合に際して開催された晩さん会で会談している。

  トランプ氏はこの日、相次ぎ投稿したツイートの中で、「延長されない限り」米国が長きにわたり好ましくないと考えてきた経済政策を巡る中国との交渉は、90日で終了すると断言。交渉決裂となれば、中国製品に対する輸入関税を喜んで維持すると続けた。大統領は「自分はタリフ(関税)マンだ」と記した。

ホワイトハウスの外で話すクドローNEC委員長

Source: Bloomberg)

  これより先、クドロー氏はトランプ氏が2日前に発表した合意の釈明に追われた。トランプ氏は中国が米国製自動車に対する関税の引き下げ、撤廃で合意したとツイッターで表明したが、クドロー氏はこれは最終的な合意ではないと説明した。

  クドロー氏はFOXニュースで、合意は「近づいている。問題ない」と発言。「署名や正式な手続きはまだだ」と述べた。

  トランプ氏はまた、今後数カ月にわたる中国との交渉をライトハイザー通商代表部(USTR)代表が率い、どのような合意が可能か見極めることになると表明。「中国との交渉はすでに始まった。延長されない限り、アルゼンチンで素晴らしい晩さんを習主席と友好的に共にした日から、90日で終わる」とし、「中国と、本物の合意が実際に可能なのかどうか」に焦点を絞って交渉することになると続けた。

原題:‘Tariff Man’ Trump Says He May Extend Truce in China Trade War(抜粋)

(3段落目にトランプ氏のツイートの内容を追加するなどして更新します.)
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