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きょうの国内市況(12月4日):株式、債券、為替市場

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●日本株は大幅反落、米中貿易問題への楽観論が後退ー全業種安い

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  東京株式相場は8営業日ぶりに反落し、TOPIXと日経平均株価は10月25日以来の大幅安。米中貿易対立の一時休戦を受けて前日に上昇した反動が警戒される中、海外ヘッジファンド系とみられる売りが相場を下押しした。為替相場の円高推移もあり東証1部33業種は全て下落。

  • TOPIXの終値は前日比39.85ポイント(2.4%)安の1649.20
  • 日経平均株価は同538円71銭(2.4%)安の2万2036円05銭

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘投資情報部長は「米中首脳会談を通過し、イベントドリブンで買いで成功したヘッジファンド系の利益確定売りに押されている」との見方を示した。米中通商協議に対しては「当初の楽観的な見方から、知的財産権や技術移転の問題など根深く、冷静にみて時間がかかる」とし、米国は90日間で合意できなければ対中製品の関税率を25%に引き上げると宣言しており「警戒は続く」とみている。

●超長期債が上昇、米長期金利低下に株大幅安・円高が拍車

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  債券相場では超長期ゾーンを中心に上昇。新発20年、30年、40年債利回りは4カ月ぶりの低水準を付けた。海外市場で米長期金利が低下した流れを引き継いで買いが先行し、国内株安や円高進行、10年国債入札を無事に通過した安心感から、午後には金利低下が一段と進んだ。

  • 長期国債先物12月物は前日比22銭高の151円48銭で終了
  • 10年物352回債利回りは、日本相互証券の前日午後3時の参照値より1ベーシスポイント(bp)低い0.07%と、新発債として8月1日以来の水準

  先物は取引終了にかけて一段高となり、一時は151円50銭と中心限月の日中取引ベースで昨年9月以来の高値を付けた。

メリルリンチ日本証券の大崎秀一チーフ金利ストラテジスト

  • 債券先物の相場は突っ走っている印象があり、全般的に高値警戒感はあるものの、海外金利が上がらないと円債は売りにくい
  • 10年債は先物やスワップ対比ではまだ割安なので、海外勢などの買いが入る余地があり、放っておくと金利は下がりやすい
  • 日銀は5日の国債買い入れオペで残存期間10年超25年以下を2000億円、25年超は500億円と通知か。今月下旬に減額に動くかもしれない

10年債入札

  • 最低落札価格は100円22銭と市場予想を1銭下回る
  • 応札倍率は3.82倍に低下、テールは3銭にやや拡大

●ドル・円が約1週間ぶり安値、米金利低下や日本株安で113円前半

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  東京外国為替市場ではドル・円相場が約1週間ぶり安値へ下落。米中首脳会談後の楽観ムードが弱まり、来年の米利上げペース鈍化の可能性が改めて意識される中、米債利回り低下や株価下落を背景にドル売り・円買いが強まった。

  • 午後3時27分現在のドル・円は前日比0.5%安の1ドル=113円07銭。日中高値の113円66銭から113円05銭と11月26日以来の水準までドル安・円高が進行
  • ドルは主要通貨全てに対して下落。円はほぼ全面高

三菱UFJ信託銀行資金為替部為替課の池島俊太郎課長

  • 日本株安や米金利低下の中で、米中首脳会談を受けてクロス円(ドル以外の通貨の対円相場)を買った人や先週末前にドル・円をロングにした人などの利益確定が優勢なのではないか
  • ドル・円は113円をしっかり割れてくると少し雰囲気が悪くなりそう
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