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豪中銀:政策金利据え置き-住宅市場の鈍化の影響見極めへ

  • 家計所得は伸び悩み、債務水準は高く、一部資産価格は低下
  • 貿易摩擦を一因とした世界貿易の鈍化の兆候が一部見られる

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は4日、主要政策金利を過去最低に据え置くことを決めた。住宅市場の鈍化が同国経済に及ぼす影響を見極めようとしている。

  ロウ総裁率いる豪中銀はオフィシャル・キャッシュレートを予想通り1.5%に据え置いた。同国では2016年8月以来、金利据え置きが続いている。同総裁は発表資料で、「家計所得が引き続き伸び悩む一方、債務水準は高く、一部資産価格は低下した」と指摘した。

  ロウ総裁は、資金の借り手にとって「過去しばらくの間」よりも信用状況は引き締まっており、銀行の行動に対する調査が行われる中で、規制当局による取り締まりや貸し手の間の神経質なムードを反映した形となっているとの分析を示した。

  国際的な展望に対する米中貿易摩擦の影響を巡っては、「世界的な景気拡大は続いており、大半の先進国の失業率は低い。ただし、現在進行中の貿易摩擦を一因とした世界貿易の鈍化の兆候が一部見られる」と説明した。

Downturn Deepens

Sydney's housing slump steeper than in Australia's last recession

Sources: CoreLogic Inc, Bloomberg

Note: Cumulative peak-to-trough decline


原題:Australia Keeps Key Rate Unchanged Amid Housing Market Slowdown(抜粋)

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